三月十四日。暦の上ではすっかり春のはずなのに、隠岐の島の朝はまだ冬の名残をしっかり抱えています。今朝も5時に目を覚まし、ベッドの上で軽くストレッチ、洗顔、歯磨き、そしてネコちゃんたちに朝ゴンをやり、外へ出ると、ひんやりとした空気が頬に触れて思わず背筋が伸びました。
空はようやく明るくなり始めたばかりで、東の空に薄い桃色がにじむ程度。家々の屋根はまだ静かで、鳥の声もまばらで、谷のウグイスも時あらずと云う感じ。そんな中を歩き出すと、冷たい空気の奥に、ほんの少しだけ春の匂いが混じっているのがわかります。
道端の草むらには薄っすら降りて、足元がきらりと光るたびに、季節の移ろいをそっと教えてくれるようでした。寒さは厳しいけれど、この静けさと澄んだ空気は、早起きした人だけのご褒美かもしれません。
家に戻る頃には、ようやく朝の色に染まり始めていました。
今日も一日、ゆっくりと、丁寧に。そんな気持ちで頑張ります。
三月の冷え込みと、早朝の散歩日記
